そもそも、「資産運用」とは?

資産運用は、働くあなたの最強のサポーター
 収入を増やしたい、今あるお金を少しでも増やしたい、と思うことはありませんか? やりたいことがたくさんあって、将来に備えてお金を多く持っていたいと考える人も多いことでしょう。
 お金を増やす方法は2つしかありません。
 お金を増やしたいと思ったら、まず思いつくのが働いてお金を稼ぐという方法です。がんばって出世して給料アップを達成するか、少しでも高収入の仕事に転職するか、あるいは週末の空いた時間に副業をするか……。いずれも、自分が働いてお金を稼ぐ方法です。
 働くことはすばらしいことですが、それに伴う厳しさもあります。混み合う通勤電車や職場の人間関係、繁忙期は残業が続くこともあるし、限界までがんばったけれど会社の業績悪化でボーナスカットということもあるでしょう。
 毎日が自由時間というわけにもいきません。労働や時間と引き換えに、給与という収入があるのです。
 でも、実はもう1つ、収入を増やす方法があります。しかも、あなた自身は働かないで、お金が増える方法――それが、「資産運用」です。
 資産運用とは、自分のお金に働いてもらって、お金を運んできてもらうことです。

 

 今あるお金を元手に、株式や投資信託、債券などを購入してその分配金や利回りによる利益を、もう1つの収入の柱にできます。
 お金が増えていく仕組みさえつくれば、あなたが会社で働いているときも、友人と楽しく遊んでいるときも、寝ているときも、休むことなく、コツコツと利益を生み出してくれるのです。

 

 言ってみれば、どんなときも共に歩んでくれるサポーターのようなもの、あなたと共働きしてくれるパートナーのようなものです。
 がんばって働いて獲得した給与収入を銀行に預金しても、普通預金の金利はわずか0・001%(2019年現在)、残念ながらほとんど増えません。ですが、資産運用なら年利3〜5%、やり方によってはそれ以上に増えることも。
 同じ金額を貯金するのと資産運用するのとでは、たった1年でも数万円から数十万円の差がつきます。10年、20年と続けていけば、数百万、数千万円という差にもなりえます。
 運用方法によっては、元のお金の2倍、3倍と増やすこともできます。給与を2倍、3倍にしようと思っても現実的には難しいものですが、資産運用ならそれは実現可能なのです。

資産運用は、未来の自分へのプレゼントでもある

 それから、この資産運用(というサポーター)のすごさは、長い時間をかけることでお金を大きく育ててくれることです。

 

スタート時の金額は少なくても、時間をかければ大きく育ちます(詳細は後ほどお伝えします)。ですから、もし10年後に世界一周旅行をする夢があるならばその達成資金を準備できるし、30年後の老後資金をつくりたいのなら未来の自分がゆとりある生活を送れるように、自分で年金を準備できるわけです。

 

 たとえば実際、毎月3万円ずつの積立投資を30年間、5%で運用したとすると、トータル2496万7759円になります(元金1080万円、運用益1416万7759円・税金なしで計算)。
「資産運用」は、時間をかけてお金を積みあげていく「未来の自分へのプレゼント」ともいえるでしょう。
 もう1つ、資産運用を通じて、社会や経済を支えるシステムに参加できるのも魅力です。日本を含め世界中のお金を必要としている人々や会社にお金を投じることで、その人たちが豊かになったり成功したりすれば、利益となって戻ってきます。

 

 

 たとえば、大好きな食品を販売しているメーカーの株を買ったり、難病の特効薬を開発している製薬会社の株を買ったりする形で応援できるのです。つまり、感謝されるうえにお金も増えるという意味で、生きたお金の使い方にもなるのです。
 ではここで、資産運用のポイントをざっくりまとめてみましょう。
● お金自身に働いてもらうことでお金が増えていく
● 貯金とは異なり、元のお金(元手)を2倍、3倍に増やすことも可能
● 少額からスタートして時間を積み重ねることで、将来の資産をつくれる
● 投資を通じて、人や会社を支援できて、自分のお金も増える

 

「資産運用でお金を増やす」と聞くと、「なんだか難しそう」とか、「お金持ちがやっていることで、自分とは関係ない」と感じる人もいるかもしれません。でも、安全で着実な資産運用は、実はもっと身近なもので、私たちの人生をサポートしてくれる、とても強い味方なのです。
 最近では、株式や投資信託も月々わずか1000円ほどではじめることができたり、買い物で貯まったポイントを購入費用にあてたりすることもできます。
 また、ネット証券の普及で、24時間いつでもインターネットから購入や売買の注文ができたり、積立購入のように初回の設定だけしておけばあとは「ほったらかし投資」ができたり、と忙しい人でも実践できるようになっています。
 スマートフォンやインターネット環境を使いこなせる人ほど、スタートしやすい、絶好のチャンスなのです。
 それも、ほんの少額からでもはじめられるので、あなたに合った資金からのスタートで大丈夫です。
 株式や債券、投資信託などさまざまな資産運用の手段から自分に合ったものを選び、安全性を考慮しながら長い時間をかけて運用すれば、得られる利益も大きくなります。